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SCSの普及活動 [機能的脳神経外科]

先日、加藤整形外科の加藤先生のご好意で愛媛県の整形外科の先生方に声をかけていただき、脊髄刺激療法(SCS)の小さな講演会を開催させてもらいました。
最近、慢性疼痛に対する内服薬が多数あらたに発売されたりと、製薬会社が目をつけている領域になっているみたいです。しかしながら、痛みは薬だけで完治するような単純な病態ではないので、そのうち最近この領域に加わってきた製薬会社は自然に脱落していくだろうと思います。それより、しっかり病態を見据えた治療を提供していくほうが重要であり、現時点ではSCSなどの神経電気刺激療法が著効する患者にまずSCSを提供できるような医療連携構築が急務です。どのような患者には効果が高く、また付随してくる『しびれ』『不随意運動』『麻痺』など、それ以外の症状の改善があるのか、また、合併症はどうかを把握して行く必要があります。その経験、データの蓄積をもとにSCSの効果が不十分な患者に今後どのような戦略で治療していくのが良いかを検討していければと考えます。NEC_0387.jpg


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