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第27回日本ニューロモデュレーション学会 [機能的脳神経外科]

2013年5月18日に都市センターホテルで開催された,第27回日本ニューロモデュレーション学会に参加し,当院から2演題発表しました.
①脊髄電気刺激療法(SCS)における深部感覚改善効果について
②ITB療法後のリハビリテーションに生かせる投薬量調整について

①は,SCSにより除痛効果も得られるが,深部感覚を適正化し,歩容にも好影響が出るという内容です.SCSは痛みの治療として認知されていますが,直接的な除痛効果に加え,それ以外の機能を改善することで,二次的に除痛につながっているという仮説を当院では立てて,研究しています.深部感覚はもちろん表在知覚も改善していますし,これらから痙縮の改善効果もあります.またうつ状態の改善などもあり得ると考えています.
②は,在院日数が厳しいご時世に合わせたITBポンプ植込み後の薬液量調整について.リハビリテーションの進み具合に合わせ,FLEXモードをうまく使いこなすという内容です.なかなか広まらない痙縮治療を少しでも広めるための方法になるかなと考えています.


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