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第50回日本定位•機能神経外科学会 [機能的脳神経外科]

平成23年1月21日、22日に第50回日本定位•機能神経外科学会に当院リハビリスタッフと参加しました。
今年はいろいろと忙しく、演題を準備できなかったので、聴講だけになってしまいました。
当院では現在、ITB、SCSを行っていますが、両方の治療が必要である患者がいて、とても有効であるというデータがあります。しかしながら、しっかりと診断すれば、いずれかの方法で痛み、不随意運動、痙縮が良好にコントロールできる場合があることに最近気がつきました。
これらの治療は適応がある程度しっかりしているのですが、本当の作用機序が解明されてないため、効果は無限大であると考えられ、しっかりと診断したうえで、今までの概念にとらわれること無く治療選択を行うことが、症状コントロールを良好にするコツだと思います。
来年には何かデータがでればいいなと考えています。
また、今回の学会で気がついたのですが、特にITBではリハビリテーションの重要性が強調されているのですが、どのようにすれば良いか具体的な内容が欠如していました。この内容で来年は何か発信できるよう検討していこうと考えています。

頭痛に関する情報ですが、
やはり外来頭痛患者は
①カフェイン離脱頭痛が多い
②他科で処方された鎮痛薬や市販の鎮痛薬による薬物乱用頭痛が多い
③女性では貯蔵鉄の低下が多い
ということをこの数ヶ月で再認識しました。
このことが一般的になれば頭痛患者はかなり減るように思います。


タグ:SCS ITB 頭痛
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